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フォークソングって俺達の1コ上の世代で流行ってたんですけどね、当時はいわゆる不良の音楽なのですよ。ロックとかが流行る以前の話しです。
アメリカでボブ・ディランなんかがギター片手にメッセージ色が強い歌詞をうたってて、その自由さが若者に受け入れられて日本へも入ってきたんだと記憶しています。その歌詞の題材は政府批判だったり、世の中に対する不満だったり、平和に関することが多かったんですけど、そんな関係からメディアの扱いはけっこう冷たくて放送禁止歌も多かったですよね。今聴くと全く過激ではなかったりしますが、当時としては刺激が強すぎたんでしょう。 そんな背景から当初は大手レコード会社からレコードを出せなくてマイナーレーベルから自主制作版という形で出していた人が多かったみたいです。 当時の人気アーティスト(シンガーソングライターって言ってたけどね)の井上陽水、吉田拓郎、泉谷しげる、小室等がフォーライフレコードというレーベルを立ち上げてしまったので業界も無視できなくなってフォークソングが広く一般に受け入れられるようになってきたのです。 1960年代アメリカで「ウッドストックフェスティバル」という野外コンサートが開かれ50万人とも言われる観客を動因したんですが、それの日本版「全日本フォークジャンボリー」が開催されたんですよ。こっちっは2万人程度の集客だったらしいですが、当時の不良が終結して熱気ムンムンって感じだったらしいです。 そんなフォーク世代の有志が集まって「全日本フォークジャンボリー」を再現しようという動きがあるって新聞に載っていました。もはやネーミングからして不良の匂いはしませんが、その有志のメンバーも50代~60代なので風貌が疲れたサラリーマンといったもの悲しさもあります。 歴史は繰り返すっていいますけどね、当時はまさか60歳のおっさんがギターもって歌を歌うなんて想像もできませんでした。こうなったら早く80歳のラッパーを見たいものです・・・
by mahi_mahi143
| 2009-05-22 13:14
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