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過熱報道には一定の理解を持っています。
まず、大前提は『見る、見ないはあなたの自由です』なのね。腹が立つならチャンネルを変えれば良いってことです。それでも見て腹を立ててるって事は『あんたも(俺ね)結構、面白がって見てんじゃん』なのです。 最近の俺は、腹を立てさせてくれる期待感と共に見てしまっています。 一般の企業とマスメディア(マスとは巨大という意味)はその性質や使命が違いますね。メディアが世論に与える影響は多大なものであり、我々は情報の多くをTVから得ているのです。利益が上がれば多少『ウソ』があってもしょうがないって考えはマスメディアとしての資格がありませんよね。 しかし、一方で利益が無ければ会社が成り立っていかないから『見たくなる』または、『見てしまう』番組を制作しなきゃ、偉い人から怒られちゃうでしょ。例えば、オリンピックやW杯のようなソースが限られているイベントは、そのまま放送していたら各局横並びになってしまいます。そこで、他局にはない付加価値を持たせるために、苦労してるんですよね。それが過激報道に繋がっているんでしょう。 番組を制作する上で『今回のオリンピックはダメだ。全く良いところが無い。』って思っていたとして、じゃ、『特番!バンクーバー2010、今回は諦めてくださいスペシャル』って番組を作る勇気がある責任者っている?個人的には見てみたい気もしますけどね、たぶんスポンサーや映像を提供する側から、ひょっとして政府からもクリームがつきますよね。っつーことは、『ニッポン選手のメダルに期待スペシャル』方面の番組しか作れないってことですよ。 そうなると、『こーゆー訳でメダルが取れます』とか、『ライバルの弱点はここだ』って構成になっちまいますよね。そこには『ウソはいけないけど、視聴率も取らなきゃナ』って鬩(せめ)ぎ合いがあって、まっ、俺が責任者でもたぶんこうなっちまうと思うのですよ。 もし、利益ありきの放送が苦手だったら、某国営放送をお勧めいたします。でも、必要最小限の情報しか教えてくれないから結局民放見ちゃうと思うけど。 ところで、日記を書いていて思ったんだけど、何だかんだ言いながら、俺って過熱報道が好きなんじゃないかって思えてきましたっす!
by mahi_mahi143
| 2010-02-26 09:16
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