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今回のマスターズは本当に勉強になった。
俺にとって技術的なことは殆ど参考にならなかったんだけどね、だってあんなミラクルショットが必要なことってまずありえないからね。 じゃ、何が勉強になったか? それはモチベーションの維持がいかに大事かって事。 Tiger Woodsは14Hのボギーでそれまでと明らかにかわって淡々としたラウンドになってしまったし、Steve Fleschは12Hで池へ入れてダボ、その後のPar5を取れなかったので諦めてしまった。 Trevor Immelmanも16Hでダボを叩いているんだけどね、まだ3打リードがあったんでモチベーションを維持できたんだと思う。 選手たちの目標が2位とか3位じゃないから、もう無理だと思った瞬間にズルズルと後退していくんだね。 このラウンドに限って、上位の選手達の実力の差は無かったと思うし、運も大きく左右したと思う。違ったのはモチベーションだと思うんですよ。テレビを見ていてそれぞれが優勝のチャンスがあった。もし、それぞれの選手がテレビを見ながらラウンドしてたら違う結果になったかもしれないね。 これは、レベルこそ違うけど俺たちアマチュアにとっても同じ事が言えるんだよね。特に最近2位が続いた俺はどこかで諦めちゃってるんだと思うよ。 インタビューで選手が「自分のゴルフに徹する」とか言うけど、それがいかに難しい事なのかって事がわかったね。 それにしても、パトロンのレベルの高さには驚かされるね。皆誰かのファンなんだろうけど、誰のプレーに対しても素晴らしいプレーには惜しみない拍手を送る。歴史が違うんだよな。一時のブームでファンをやってないからさ、生まれた時からマスターズファンなんて人が多いんでしょ? メジャーの観客にはそれぞれ特徴があってさ、マスターズって招待でしょ?招待されるって事は名誉なんだよね。マスターズのパトロンも特別な場所に来て特別な時間を共有してるって意識があるような気がするんですね。 極東の小さな田舎町でテレビを見てる俺からすれば、マスターズを生で観戦できる人たちはやっぱり「特別に選ばれた人たち」なんだよな・・・ ひがみじゃないよ。
by mahi_mahi143
| 2008-04-15 07:36
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